膝の痛みの原因として考えられること

文責:院長 柔道整復師 杉田 紀寿

最終更新日:2024年09月06日

1 加齢等による軟骨のすり減り

 膝にかかる衝撃をクッションのように吸収する役割を持つのが軟骨ですが、この軟骨は年齢とともに少しずつすり減ってしまいます。

 軟骨がすり減ることによって骨と骨が直接ぶつかり合い、膝が変形したり炎症を起こしたりすることで痛みが出てきます。

 また、普段あまり運動をしないという場合、筋肉が落ちていることで他の組織に負担がかかりやすくなり、それも痛みにつながっているケースが考えらます。

2 トレーニングやスポーツによる負荷

 「ランナー膝」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 ランニングをよくされる方に多いのがランナー膝ですが、その他にもジャンプをすることが多いバスケットボールなど、膝に負担がかかりやすいスポーツを長く続けている場合に、腱や靭帯への負荷によって痛みが出ることがあります。

3 ケガによる損傷

 スポーツ中に人や物とぶつかったり、事故で膝を打ち付けたりした際、膝の靭帯などを損傷してしまうことがあります。

 ケガをした際の状況などによって、痛めた部分や痛みの程度も変わってきます。

 しっかり改善しないままとなっていると、何年も経った後に痛みがぶり返すということもあります。

4 膝の痛みでお悩みの方は当院へ

 膝の痛みは様々な原因が考えられますので、ご自身の痛みが、こちらで挙げた原因に当てはまらないということもあるかと思います。

 運動不足や身体の歪みなど、いくつかの要因が重なって膝の痛みが生じているということも考えられます。

 当院では、膝の痛みについてまずは検査やカウンセリングを行って、原因に応じた施術で改善を目指します。

 必要に応じて、普段の歩き方や姿勢に関するアドバイスも行い、膝の痛みの再発を防げるようサポートいたします。

 膝の痛みを放置することでさらに状態が悪化し、歩くことが困難になるなどの支障が生じるおそれもありますので、できるだけ早くご相談いただくことをおすすめします。

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